あれからザリガニは危ない遊びを覚えてしまった
コンセントの片方に自分のハサミを突っ込んでは痺れに驚いて両手を上げる
暫らくたったらまたコンセントにハサミを突っ込むという遊びを長いこと続けていた
「あぶねーからやめろっての」
街はもうクリスマス一色だった
ジングルベルが鳴り響き色めき立ってるのだった
「よーし今日はオマエ達にクリスマスプレゼントを買ってやる!」
ザリガニは良く分かってないが大喜びで両手をあげていたバッタもニヤっと笑っているようだった
トイザらスに付くと欲しいものを買ってやるから選んでこいと二人を放した
先に自分の買い物をすませレジの近くのベンチで座っているとレジ係りの人が騒いでいた
「これほしーよー><」どこかのガキが呻ってる
「お客様これは商品じゃないのでお売りできません」
うるせーなーとか思いながら良く見るとザリガニがレジに通されようとしていた
慌ててレジに飛んでいきザリガニを取り返した
俺の食料を盗むとはいい度胸のガキじゃねーか
ザリガニは俺の後ろに隠れて怯えていた
それから二人は各々自分の欲しいものを選んできた
ザリガニはレゴブロックだった「牧場シリーズ牛と馬」を バッタは小さなラジオをそれぞれ持ってきた
どちらもたいした金額じゃないようだから快諾して買ってやった
帰り道ザリガニは嬉しいのかレゴブロック両手に持って誇らしげに掲げていた
家に帰って早速開封して組み立てているようだがどう見てもそれは牧場と呼べる代物ではなかった
バッタはラジオを細かく分解しているようで別にラジオを聴きたい訳じゃないみたいだった
俺は先に買っていた赤いサンタのブーツを寸胴に履かせてやった
足は少し嬉しそうに震えているような気がした
その晩はチキンレッグを3人で食べ そして寝た
夜中トイレ行こうとリビングに出るとバッタが浮いていた
バッタのお腹からスポットライトのように光がさしてレゴブロックの上を飛んでいた
レゴブロックの牧場(?)にいる乳牛がポロリと外れるとスーっと中を舞いバッタのお腹に吸い込まれていった
俺は暗くしていても足元が見えて助かるなとか考えながらトイレをすませて寝た
翌日ザリガニがカチカチと騒がしく歩きまわっていた
どうやら牧場の乳牛がいなくなったことに気がついたらしい 辺りを探しまわっていた
バッタと目があうとニヤっと笑っていた
コンセントの片方に自分のハサミを突っ込んでは痺れに驚いて両手を上げる
暫らくたったらまたコンセントにハサミを突っ込むという遊びを長いこと続けていた
「あぶねーからやめろっての」
街はもうクリスマス一色だった
ジングルベルが鳴り響き色めき立ってるのだった
「よーし今日はオマエ達にクリスマスプレゼントを買ってやる!」
ザリガニは良く分かってないが大喜びで両手をあげていたバッタもニヤっと笑っているようだった
トイザらスに付くと欲しいものを買ってやるから選んでこいと二人を放した
先に自分の買い物をすませレジの近くのベンチで座っているとレジ係りの人が騒いでいた
「これほしーよー><」どこかのガキが呻ってる
「お客様これは商品じゃないのでお売りできません」
うるせーなーとか思いながら良く見るとザリガニがレジに通されようとしていた
慌ててレジに飛んでいきザリガニを取り返した
俺の食料を盗むとはいい度胸のガキじゃねーか
ザリガニは俺の後ろに隠れて怯えていた
それから二人は各々自分の欲しいものを選んできた
ザリガニはレゴブロックだった「牧場シリーズ牛と馬」を バッタは小さなラジオをそれぞれ持ってきた
どちらもたいした金額じゃないようだから快諾して買ってやった
帰り道ザリガニは嬉しいのかレゴブロック両手に持って誇らしげに掲げていた
家に帰って早速開封して組み立てているようだがどう見てもそれは牧場と呼べる代物ではなかった
バッタはラジオを細かく分解しているようで別にラジオを聴きたい訳じゃないみたいだった
俺は先に買っていた赤いサンタのブーツを寸胴に履かせてやった
足は少し嬉しそうに震えているような気がした
その晩はチキンレッグを3人で食べ そして寝た
夜中トイレ行こうとリビングに出るとバッタが浮いていた
バッタのお腹からスポットライトのように光がさしてレゴブロックの上を飛んでいた
レゴブロックの牧場(?)にいる乳牛がポロリと外れるとスーっと中を舞いバッタのお腹に吸い込まれていった
俺は暗くしていても足元が見えて助かるなとか考えながらトイレをすませて寝た
翌日ザリガニがカチカチと騒がしく歩きまわっていた
どうやら牧場の乳牛がいなくなったことに気がついたらしい 辺りを探しまわっていた
バッタと目があうとニヤっと笑っていた